海事代理士試験

出頭の日! 令和5年度海事代理士 試験筆記本番へGO!

2023年12月19日

この記事は海事代理士のまかろんろん@DTMが執筆しています。
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令和5年度の海事代理士試験の1次試験である筆記試験に挑んできました!
9/27(水)に行われ、地方運輸局に出頭して受験します。

地方運輸局が近場にある方は、当日に電車やバスで会場入りできますが、
遠方の方だと前日にホテルで泊まらねばならないので、
そういった意味でもなかなか大変な試験です。

なお、2次試験の口述試験は
東京の霞が関(国交省本省)に出頭せねばならないので、
めっちゃ大変です…。
北海道とか沖縄の方だと交通費が半端ねぇことになりますね。

まかろんろん@DTM
まかろんろん@DTM
ということで、会場に凸してきました。

受験者はほとんど男性で、女性は多く見積もっても5%くらいでしょうか。
そもそも受験者自体がかなり少ないですね~。
FP検定や行政書士試験のような受験者がマンモスな資格ばかり受けてきたので、
かなり新鮮な感じです。

まかろんろん
まかろんろん
人数が少ない分、各受験者には本気感が漂っている気が…!!

受験生の年齢層は高めで、若い方はほとんど見ませんでした。
行政書士試験のときも若い方はあまりおられませんでしたが、
それよりも年齢層高めな印象です。

定刻になると試験の説明があり、その後試験が開始されますが、
この試験は20科目を4限に分けて実施しますので、
朝から夕方まで試験を実施します。

といっても、1限は30~40分くらいで解き終わるので、
脳みそや体への負担はそれほどでもありません。

R5年度の時間割はこちら!

1限目 憲法、民法、商法、国土交通省設置法

2限目 船員法、船員職業安定法、船舶職員及び小型船舶操縦者法

3限目 海上運送法、港湾運送法、内航海運業法、港則法、
海上交通安全法、海洋汚染防止法、領海等外国船舶航行法

4限目 船舶法、船舶安全法、船舶トン数測度法、造船法、
国際航海保安確保法、船舶再資源化解体法
(法令名が長いものは略称で記載しているものがあります。)

1限目と2限目が午前、3限目と4限目が午後です。
午後の方が分量多めですね。

ただ、令和5年度より試験時間が短くなっています。
1限目と2限目は試験時間が1時間なのですが、
2限目はあまりにもスローペースでやっていると時間が足りなくなります。
2限目は途中退室の方っぽい音があまり聞こえてこなかったので、
途中退室の方は少なかったのではないかと思います。

なお、この試験は、鉛筆とシャーペンのほかにもボールペンも可だそうです。
せっかくなのでイキってボールペンで答案書いてきました(笑)。
間違えたときに修正するのが大変なのでおススメはしません…。

試験が終わると模範解答が配布されます。
模範解答を即日いただける試験って珍しいですよね。

注意ポイント

この試験は国土交通省が直々に実施しているので、
試験自体がお役所ちっくな感じです。
受験票が無いと受験できないとか、遅刻したら受験できない、とか。
受験票は忘れずに持っていかないとですね。

なお、この試験は平日実施ということもあり、
他の受験者は試験終了後に足早に帰って行かれる方が多かったのですが、
私は結果が気になって仕方なかったので、地方運輸局内で自己採点しました。

9/27 R5年度本試験結果(自己採点)

1.憲法            10
2.民法            8
3.商法              8
4.国土交通省設置法      9
5.船員法           14
6.船員職業安定法       8
7.船舶職員小型船舶操縦者法  15
8.海上運送法         10
9.港湾運送事業法       9
10.内航海運業法        7
11.港則法           7
12.海上交通安全法       6
13.海洋汚染~防止法      6
14.領海における~法      9
15.船舶法          17
16.船舶安全法        15
17.トン数測度法       10
18.造船法          10
19.国際航海~保安確保法    9
20.船舶再資源化解体法     8
合計:195点(81.25%)

満点は4、7、15、16が20点、それ以外は10点です。

合格点は正答60%以上で、かつ、受験者の平均正答率が60%以上であるときは、
受験者の平均正答率以上であることです。
なお、この試験は足切が無いので、仮に0点の科目があっても合格可能です。

結構な高得点を叩きだせたので、とりあえず筆記はパスできたようです。
口述は筆記以上に苦手なので、がんばらねば…。

R5年度の試験ですが、新問が少し多めな印象でした。
特に海上交通安全法や海洋汚染防止法は新問が多く、
高得点を狙うのは難しい感じでしたね。

あとは、穴埋め問題も、これまで抜かれたところではないところが
抜かれていたので、少し難しく感じましたね。

ただ、全ての科目を漫勉なく勉強していれば、
過去+周辺知識で十分に合格点は取れたものだったと思います。

この試験は年度によって科目の難易度がガラッと変わることがあるので、
なるべく捨て科目を作らないほうが良いですね。

ただ、この試験において、民法は明らかに捨て科目です。
他の資格試験では見向きもされない条文からもバンバン問題が出されるので、
行政書士試験程度の学習経験が無い方はバッサリと捨ててしまって、
他の科目にエナジーを注いだ方が良いですね。

合否発表は10/30だそうで、結構かかりますね…。
合否結果は待たずに口述試験の対策を進めていきますが、
2週間後に宅建士試験が待ち構えているので、
それまでは宅建士試験勉強の比率を多めに進めていこうと思います。

まかろんろん@DTM
まかろんろん@DTM
それが終わったら、賃貸不動産経営管理士試験との併行です。
苦行の日々は11月末まで続きますわ…。

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