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宅建試験

宅建士の登録に必要な書類多すぎぃ!効率の良い集め方を考えてみる

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さて、ちょっと遡ってのおはなしになりますが、合格証書が送られてきた封筒に
「宅建士登録の手続きに関して」のような書類が同梱しておりました。

それを見て仰天!

まかろんろん
まかろんろん
なんじゃいこの必要書類の量は・・・!

無事宅建士証交付まで完了しましたので、
備忘録代わりに簡単な紹介&効率的な集め方を記事にまとめてみました。


宅建士登録を考えておられる方、宅建試験に合格後、
早めに書類を集めておきたい場合などに参考にしていただければ幸いです。

ポイント

・この記事は宅建士登録に必要な書類について、
一般的な解説をしております。登録を希望される
都道府県により細かい部分が異なってきます。
必ず自治体の手続き方法も併せて確認ください。

・また、今回未成年の方向けの項目は除外とさせていただきます。

各書類の取得方法&簡単な紹介

①本人確認書類

運転免許証・パスポート・保険証などなど。
1つで良いものと2つ以上必要なものがありますので注意(記載されています)

②宅建試験合格証書

これは原本が必要です。
自治体によりコピーも必要だったりします(合格後に氏名変更した場合、
変更の経緯が分かる戸籍抄本の提出も必要です)合格後、結婚や離婚等で
氏名を変更した方は戸籍抄本も必要となりますので注意しましょう!

ポイント

代えがききませんので、長時間外出時に手続しよう!というのは
紛失・毀損の危険もあるためなるべく避けた方が良いです。
あとは雨の日なども避けた方が無難かもしれません。

③手数料(37,000円)

こちらは都道府県により結構違ってくるようです。
現金・振込・収入証紙等。キャッシュレス決済が可能な窓口もあるようです。

ポイント

心配な場合・よく分からない場合は37,000円分の現金を持っていって
窓口に行って聞いてみましょう。

④実務資格を証する書面

・実務経験が登録申請前10年間で2年以上ある方
実務経験証明書(様式第5号の2) 原本1部

・登録実務講習を修了された方
講習実施機関の発行する登録実務講習修了証 原本1部

・登録申請前10年以内に、国・地方公共団体等において宅地建物の取得
又は処分の業務に通算して2年以上従事された方
各機関が発行する証明書 原本1部

上記いずれかの書類が必要です。
私の場合登録実務講習修了証を提出しました。これは原本ごと
提出になりますので、手元に記録として残しておきたい方は
コピーやカメラ撮影なりしておいた方が良いです。

⑤顔写真

無帽、正面、上三分身、無背景の縦3cm、横2.4cmのカラー写真
(申請前6ヶ月以内に撮影したもの)

基本、登録申請書に張り付ける1枚で良いとされていますが、
万が一のため多めに持っていくことをオススメします。

⑥登録申請書

「様式第五号」という名称で自治体サイトにPDFやWordのリンクが貼られて
います。PDFの場合はAcrobat Readerで、Wordはofficeソフトで編集可能です。
そのまま印刷して、手書きで書くこともできます。顔写真はここに1枚使います。

記入箇所:多
記入に関して自治体によっては面倒くさい場所があります。
・市区町村コードの記入が必要で自力で調べる必要あり
・住民票住所は番地等を‐(ハイフン)で区切るが、
本籍住所は番地等を省略せず記入する必要あり等

⑦誓約書

「様式第六号」という名称で自治体サイトにPDFやWordのリンクが
貼られています。以下、⑥登録申請書と同様に編集可能です。記入箇所:少

⑧住民票抄本

発行から3か月以内、マイナンバーの記載がないもの
・日本国籍でない方は、国籍が記載されたもの
・旧姓併記を希望される場合、旧氏欄に旧姓が記載されているもの

ちなみに、私はコンビニで申請しましたがデフォルトでマイナンバー欄は
「*****」(省略)となっておりました。

⑨身分証明書

運転免許証等のこちらから提示するものではありません。

本籍地の市区町村の発行する身元証明書で
「禁治産者(成年被後見人とみなされる者)
・準禁治産者(被保佐人とみなされる者)でない」旨と
「破産者でない」旨の2点について記載があるものとなります。
発行日より3ヶ月以内のものが必要です。

「資格登録に必要な為」と窓口で伝えるとスムーズに対応してもらえるかと
思います。特に宅建合格発表~翌年1,2月ごろは登録しにいく人が多い為
窓口担当者も対応慣れしていそうな気がします。
住民票の住所と本籍住所が同じという方は、
窓口で⑧住民票抄本と両方請求するのが一番確実で楽かも!

⑩登記されていないことの証明書

発行から3か月以内の「成年被後見人、被保佐人とする記録がないこと」の
証明をされているもの。日本国籍でない方も必要です。
収入印紙(300円)を張り付ける必要がありますが、私が行った法務局内には
販売所がありました。ほぼ大抵一緒に購入できるシステムかと思います。
書類に手書きしたものが写しとして証明書になります。なるべく綺麗に丁寧に
書くことをオススメします(笑)

効率よく申請手続きを進めるには

優先して集めるべきはこの書類!

とりあえず、A:既に手元にある&自宅で用意できる&送られてくるもの
B:何かしらこちらから外へアクションを起こして手に入れるものとで
色分けで分類していきます。
(登録実務講習修了証は今回「送られてくるもの」に分類するものとします)

①本人確認書類
②宅建試験合格証書
③手数料(37,000円)
④実務資格を証する書面
⑤顔写真(自宅にない場合)
⑥登録申請書
⑦誓約書
⑧住民票抄本
⑨身分証明書
⑩登記されていないことの証明書

ここで前述のA(グレー)は除外

次に・割と時間問わずC:自宅の近くで取得可能なものD:役所等へ申請する必要のあるもので色分けしていきます。

⑤顔写真(自宅にない場合)
⑧住民票抄本(コンビニ請求不可)
⑨身分証明書
⑩登記されていないことの証明書

ここでこんな感じで絞れます。
証明写真(自宅にない場合)でも近所のスーパーなどの証明写真機でいつでも
取得可能です。また、住民票もマイナンバーカード等をお持ちの場合は
最寄りのコンビニで発行できます。
ここで残った「役所等へ申請する必要のあるもの」が最も時間・手間のかかるものとなり、取得優先度が一番高いものといえます。

⑧住民票抄本(コンビニ請求不可)
住所のある市区町村の窓口で請求する必要があります。
⑨身分証明書
本籍登録されている市区町村役所に行く必要があります。
⑩登記されていないことの証明書
法務局(出張所は不可です)に行く必要があります。

市区町村役所は年末年始を避けるのがベター

宅建登録に必要な市区町村役所発行の書類は
⑧住民票抄本(コンビニ請求不可の方)と⑨身分証明書となります。
市区町村役所って基本的に混んでいるイメージですが、
年末年始はそれに拍車がかかります。
(特に年末はその年までに必要な手続きなどでごったがえします)
私は年始に行きましたが、運よくそれほど混んでおらず
割とスムーズに請求出来ました。
ということで、どちらかで言うと年末よりも年始の方がおススメです。

ですが、やはり年末年始に請求に行く場合は時間に余裕をもって、
また暇つぶしできるようなものも持参して、出向くことをオススメします。
どの書類も「3か月以内」のものが必要なので、逆算して登録申請しに行く
2.5か月前くらいに集めておくとスムーズにいけるかも?

初心者ほど、なるべく窓口へ出向いての請求をすべき

今回調査したところ、市役所や法務局などで取得すべき書類は
全て郵送申請も可能とありました。

ただ、慣れていない方であればあるほど、出来るだけ窓口での申請が
おススメです。記載すべき箇所や添付書類、別途証紙などが必要だったりと、
行政書士等の実務経験がある方以外は結構難易度が高いものも多いです。
いろいろ不備があって結局再提出、となると何日にもわたってしまいますし、
実際に出向いて申請する場合、窓口の方に教えてもらいながら進めることが
できるため、結果的にこっちのほうがスムーズに進むといったこともあります。

本籍が実家のままの場合、身分証明書請求は帰省のタイミングがベスト

身分証明書は本籍登録のある市区町村役所での手続きが必要です。
年末年始は帰省シーズンですが、本籍が実家のままという方は
このタイミングでがベストです。

宅建士登録後の本籍変更の場合(よく業法で出てきましたよね~!)
変更登録申請が必要になります。
家業を継ぐため実家に帰る可能性が高い方はそのままでも良いのですが、
実家に離れた場所にマイホームを買った、というような方は
ここで変えちゃうと後先きっと楽になります。

(登録実務講習受講者)修了証発行までに他の書類を全て集めておく

登録実務講習は最長で申込からスクーリング、修了証発行まで
およそ2ヶ月半くらいかかります。
(修了試験後に即日修了証発行のコースもあるようですね)
書類の中で請求までおそらく最も時間がかかるのがこの修了証です。
なるべく迅速に宅建士登録に進みたい方は、修了証が届くタイミングで
修了証以外の全ての書類を揃えておきましょう。

※各種証明書は「発行から3か月以内」という制約が多めです。
修了証発行予定日から3か月以上前などあまりにも早くに取得してしまうと
都道府県へ登録申請する日には期限切れになる可能性があるため
この点だけ気をつけるようにしてください。

(登録実務講習受講者)書類集めついでにスクール下見しておく

登記されていないことの証明書を請求する各法務局(出張所除く)は
大都市圏にあることが多いです。

各法務局のホームページ:法務局(https://houmukyoku.moj.go.jp/homu/static/kakukyoku_index.html

また、登録実務講習を開催するスクールも
こういった場所の近くがおそらく多いのでは?と思います。
場所によってはスクールの位置が結構分かりにくい可能性があるため、
登録実務講習のスクール日程がまだ、という方は
ついでに下見をしておくと安心です!

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まとめ

ここがポイント!

  • 集めやすさによって事前にグループ分けすると効果的
  • 面倒でも窓口申請の方が安心
  • 混雑時期に役所に行く場合は暇つぶしの物を持参すべし

私は比較的平日動きやすいライフスタイルの為、そんなに苦も無く
進めることができましたが、土日祝しか基本休みが取れない方は
窓口申請のハードルがグッと高くなってしまうかと思います。

まかろんろん
まかろんろん
宅建士登録を行うつもりで試験に合格見込み・
合格確認された方は早め早めにシミュレーションしておくと
なにかとスムーズに進みますのでぜひこちらの記事を参考に
書類集め、頑張ってくださいませ!

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