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海事代理士試験

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改めてこの試験を振り返ってみようと今回は主に勉強の面でどうだったかを
メインに備忘録代わりにまとめてみることにしました。

今後受験を考えている、前々から興味があったけどイマイチ踏み出せない等、
様々な方に参考にしていただければ幸いです!

【前提】私(@節約)の場合

私の場合、家族(@DTM)が直近のR5年度試験を受験していたこともあり、
他の受験生より圧倒的に有利である環境だといえます。
筆記・口述共にどんな感じだったかを事細かに教えてもらい、
その上で勉強・対策を行うことができました。

私(@節約)について

・漢字が得意だった
・勉強時間がたっぷりと取れた
・元々海のことに興味があった
・日頃から分からないことをすぐ調べる癖がある

私と同じか、それに近い方は海事代理士試験に向いていると思います。

おおよその勉強時間

筆記・・・相アド3級の受験終了から開始(2024年3月末~)
およそ450時間

口述・・・筆記試験終了後から開始(2024年9月末~)
およそ180時間

使用したテキスト

合格六法&厳選過去問題集

海事代理士試験研究センター発行の六法と過去問セットです。
穴埋めや〇×等、条文数付きで回答が載っており、
問題を解きながら分からないところ、覚えたい所は
条文数頼りに六法をひいてみるという感じで勉強しました。

関係ないんですが、表紙がオシャレでお気に入りです(笑)
同人誌製作に興味を持っている現在、
このデザインはとってもハイセンスに感じます!

合格マニュアル




こちらの合格マニュアルは海事代理士試験対策テキストの中で
おそらく最も知名度が高く、多くの受験生が使用しているものとなります。
おススメの点としては、筆記・口述両方の問題が掲載されているところ。
一方、解説が今一つという感がありこの1冊のみでの合格は
なかなかしんどいのでは?と思いました。

ポイント

私が筆記対策として使用した頻度は
合格六法&厳選過去問題集が「9」合格マニュアルが「1」
くらいの割合でした。

口述マスター

タイトル通り、実際の口述試験で出題された過去問をベースに構成されています。
各科目ごとの対策法や問題の次ページに解説付きの回答を掲載。
優先度もランク分けされており、口述試験対策本はこの1冊で充分でした。

 

一般的な資格試験と比較し難しい!と感じたポイント

★筆記・口述共通★

まず前提として、2日ともに平日試験だということ。
結構前から試験日の掲示がされますが、役職がかなり上の方や
インフラ系の職種の方などはやむを得ず出勤しなければならない、
ということもあり得ることから結構シビアな試験だなぁと感じました。

筆記

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徹底的な正確さを求められる

正しい知識を定着させる、という意味ではどの資格試験も共通していることでは
ありますが、海事代理士試験の場合、これでもかというほどの
正しい記載を問われる率が高いです。
例えば「1ヶ月」の場合、1ヶ月のままか一箇月だったり、
一个月だったりと法律によって異なるため〇〇法ではこの書き方、
というのを理解しないといけません。
条文の各号部分の穴埋めの場合、順不同ではなく
並び順も含めて覚えなくてはならず、地味に負担が増します。

漢字が苦手だと負担アップ

海事代理士筆記試験はおよそ半数が記述(自書)するタイプです。
そのため漢字が苦手な方の場合、書き取りなどの訓練も必要となるため
負担アップとなってしまいます。ちなみに私が受けたR6年度は従来とちょっと
毛色が違く、重要論点ではない箇所がいくつか空欄設定されていたりしました。
(書類の名称を問われるのではなく、添付することの「添付」が
空欄になっていた等)まさかここが出るとは!?と思うところが結構ありました。
憲法9条の「秩序」「国際平和」などの重要ワードではなくラストの「放棄」が
抜けていたりと・・・。大半の方がきっとノーマークだったことでしょう。

まかろんろん
まかろんろん
「添」や「棄」って作りが結構ややこしい・・・!

ということで漢字が苦手な方は分かっていても書けない、という
痛恨の極みを味わったに違いありません。

科目数が多い

海事代理士は資格試験の中でも科目数がかなり多いです。
グリム童話の中に赤ずきんやヘンゼルとグレーテルがあるような感じでしょうか。
同じ船や港が題材でも科目によってストーリー(目的条文)や
登場人物も異なります。
「法が適用されない船舶の特徴は」と言うのも、科目によって
大きく異なることがあり、自分が今どの科目を勉強しているのかその都度
しっかり頭の切り替えを心がける必要が有りました。

また、海事代理士受験生は行政書士以上の勉強経験者が多いと思いますが
私のように宅建→海事代理士のような受験生の場合
上記受験生と比較し憲法・民法で差が付きやすく感じます。
一般的な勉強時間は行政書士以上の勉強経験者目安に記載されていることも多く
海事代理士が初の資格、または法律系資格が初めてという場合は
想定される勉強時間よりも少し多めに幅を見ておいたほうが良さそうです。

口述

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筆記終了後から最大2ヶ月しかない

筆記試験から口述試験までの期間はおよそ2ヶ月間です。
自己採点等で合格を確信して対策を開始しても最大2ヶ月しかありません。
口述試験出題範囲の4科目は筆記試験と被ってはいるものの、
論述などの長文で答えたり、実際に口に出して言葉で答える必要があるため
勉強の方法をガラッと変えなければなりません。
私は実質2ヶ月間対策期間が取れましたが、それでもなかなか難しく感じました。
その上、この時期(9月末ー11月末)は一般的な長期休みはなく、フルタイムで
働きながらと言う場合、じっくり時間を取れない可能性もあります。
そのため、筆記試験で明らかに不合格という方以外は、筆記終了後から
口述試験対策を始めることを強くお勧めします(合格発表後の10月末からですと
間に合わない可能性があります)

極度のあがり症の方は辛い

いかに多くの問題を解くことができるか、という点では勉強したり
模試をこなしたりすることでどんどん克服していくことができますが、
対面での受け答えがどうしても苦手という方にとっては
なかなか辛いものがあります。いかに頭で分かっていても
緊張して相手に伝えることができない、となるとどうしてもシミュレーションを
重ねていくしかありません。「口述対策」の記事でも紹介しているように
予備校等が開催している口述模試やセミナー、家族や友人に協力してもらい
早めから準備を重ねていくことで本満に向けて「慣れ」を作っておくと安心です。

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ヒントが無くしっかり覚えないと答えられない

海事代理士の筆記試験の場合、ほぼ全ての問題が穴埋め形式になります。
そのため前後の文脈から判断し、曖昧な記憶でも割と正解できることがあります。
ですが、口述は全くののノーヒントです。
例えば「小型船舶の定義は何か?」と聞かれた際に、船舶法は総トン数20トン未満
なのに対し、船員法は、、、となります。この場合前後のヒントが全くないので
法律ごとにしっかりした知識を入れておかないと普通に間違えます。
筆記に比べ4科目に減ったとはいえ、なかなかシビアな部分だなと感じました。

一般的な資格試験と比較しここは易しい!と感じたポイント

筆記

思考力が問われない

海事代理士試験は基本その場での思考力が必要だったり、考え込まないと
解けないという問題がありません。
そのため、体調や時間配分、向き不向き等で解き方を工夫する必要はなく
記憶さえ定着していればスイスイこなせていける印象を受けました。

国語力があればなんとかなる可能性も

前述で漢字が苦手な方は辛い、と挙げましたが、一方で漢字や文脈を
読み解くことに長けている方にとっては、仮に勉強していない箇所が出題されて
その場で対応しなくてはならなくなっても意外とイケるのでは?と感じました。
特に多肢選択式の問題は割と国語力が試されるイメージですね!

暗記が得意なら年齢問わず合格を狙える

以上のことから、海事代理士筆記試験はどのくらいの情報を覚えているかが
勝負となります。難しい言い回しは民法や憲法の一部出てきますが、
ややマニアックな論点が問われる港則法や海上交通安全法なんかは
むしろ船や海が大好きな小中学生の方がバシバシ正解していきそうな気もします。
年齢要件(海事代理士法第3条の欠格事由)ですぐに海事代理士登録はできませんが、試験の受験資格は制限がありませんので、将来海関係の仕事に就きたい・
海事代理士を目指しているそこのあなたにぜひ挑戦してもらいたいと思います!
将来的にもしかしたら試験も今より難しくなって、
あの頃にとっておけばよかったなーなんてことも起こるかも!?

口述

筆記試験で勉強した範囲とほぼ被る

口述試験は「船舶法・船員法・船舶安全法・船舶職員及び小型船舶操縦者法」の
4科目からの出題となります。それぞれ筆記試験からの引き続きの出題となります。
口述はさらに深いところから、ヒントもなしに出題されますが
全くの初見ではなく、新たに覚えないといけない事項もほぼありません。
ですので、筆記終了後から最短でおよそ2ヶ月という期間であっても
1から新たなものを覚える必要がないというのはありがたいことです。
余裕がある方は口述の4科目を筆記対策の頃から強固に行うことにより、
口述試験にかかる負担をグッと減らすことができます。

ほとんどが短答問題

一部に論述系の長文で答える必要のある問題もありますが、
基本的には「○○は?」「××です」という短答問題がメインです。
論述が出題されたら飛ばして最後に持っていくなり工夫をし
通常スピードで対応すればタイムオーバーになる心配はありません。
実際私が受けたR6年度も私含め他の受験生もむしろ時間が余って
ベルがなるまで待機の方ばかりでした。
ただ、以前の口述記事でも記載した通り、論述系問題はドツボにハマってしまうと
十分タイムオーバーになる危険性があります。重ねて申し上げますが論述系問題が
出た時には無理に答えようとせず、あと回しにすることをお勧めします。

氏名記入ミス・マークミス等の試験後のモヤモヤがない

一般的な筆記試験の場合、試験終了後に自己採点で十分合格にいっていても
マークシートのズレや書き飛ばしが本当になかったのか
心配になることがあります。口述試験の場合、試験中を全力でこなせていれば
こういったいわゆる「やり残し」の心配がありませんので、
いつまでも不安というそういったモヤモヤがないのは嬉しいことですね。

以上、R6年度海事代理士試験受験~合格までを振り返っての総括でございました。

この試験は莫大で正確な暗記が必要という点で大変苦労しました。
また、試験会場が各地域1か所にしかないことから、筆記・口述ともに
基本的に前泊などが必要になる方が大多数かと思います。

しかし、普通に生活していると触れる機会が無かった海のこと、船のことなど
深い深い知識がついてとても有意義で楽しい資格勉強だったな~と感じています。

試験にかこつけて、平日にちょっとしたプチ旅行を楽しめたりと、
他の資格にはないちょっと特殊な魅力もあります。試験を余裕でクリアし、
余剰時間を満喫するためにも万全の準備をして
当日を迎えられるようにしておきましょう!!

  • この記事を書いた人
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節約@まかろんろん

ご覧いただきありがとうございます! 宅建士・AFP・海事代理士のまかろんろんです。 節約生活は無理なく楽しくがモットー! 日々のわずかなお得情報をメモ代わりにつづっていこうと思います。 金銭面での節約だけでなく、時間の節約(時短術)も紹介しております。また「自己投資」の一環として挑戦している資格試験のお話もあります。 毎日忙しいサラリーマン、主婦の方など皆さんに役立つ記事を投稿していきたいです!

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